2017年、テレワーク本格化に向けた在宅フリーランスに必要な思考とは?

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企業や官庁によるテレワークの導入事例からも分かるように、インターネット環境の充実によって在宅でできる仕事の幅が格段に広がりました。以前ならば在宅でできないことも簡単にできます。その結果在宅で働くフリーランスエンジニアやデザイナーの方も増えているようです。

 

 

競争の激化で順調なフリーランスも仕事探しが必要になる?

そのため、これまで順調に仕事を獲得していた方でも競争の激化が予想されます。あなたの仕事に競合相手が増える可能性が高いからです。

エンジニアやデザイナーでフリーランスになる方の多くは、自由だから、誰にも縛られたくないから、といった理念をきっかけとして独立しています。それは悪いことではなく、すばらしいことです。ただし、競合が増えてくるようになると、自由だけを標ぼうしていても勝ち残れないかもしれません。たとえフリーランスが増えても今までのように仕事をやり遂げていくには、一段高い視点を獲得する必要があります。

競合を避け、仕事を獲得し続けデメリットを減らすスタートアップ思考

スタートアップは主に起業家がベンチャー企業を立ち上げるときに使われる言葉です。ですからフリーランスの方にはなじみが薄いものです。ですが、フリーランスの方も一段高い視点を持ち、仕事のない状態を避け、仕事を増やすために、是非スタートアップに必要な思考法を獲得することをおすすめします。フリーランスは仕事が安定しないというデメリットがありますが、思考法を獲得すればデメリットが減らせます。仕事が増えるからです。

仕事に最適な思考法は存在しない?

ただ、仕事に適切な思考法というのは実はありません。なぜなら、銘々に人によって違うことをいっているからです。例えばPayPalの創業メンバーの中心人物として有名なピーター・シールは、シリコンバレーの起業家の間で一般的だったスタートアップに対する常識を、全く逆説的に覆す衝撃的な著書『ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか』を発表し、話題をさらいました。

彼は著書の中で、競争をするなと記しています。競争は消耗しか生まないからというのがその理由です。

競争せずに仕事に勝ったアメリカ大統領選挙

競争せずに勝つ、をパーフェクトに実行した最たるものがアメリカ大統領選挙でのドナルド・トランプへのいち早い支持表明で、彼はシリコンバレーのIT企業のほとんどがヒラリー・クリントンを応援する中で、周りの声と反対にトランプを支持しました。

その結果、ドナルド・トランプ氏が大統領選に勝利した後の2016年12月に行われたアメリカのITトップ懇談会で、ピーター・シールはAlphabet社のラリー・ペイジCEO、Apple社のティム・クックCEOなどを抑え、ドナルド・トランプの右に座っています。トランプの左にいるのが副大統領のマイク・ペンスですから、実質的にトランプの右腕としての信頼を勝ち得たわけです。

もし多くの人がトランプを支持していれば、ピーター・シールがトランプの右側に座ることはきっとなかったでしょう。競争せずに勝つ、その言葉が有言実行で行われた実例を非常にスケールの大きな舞台で目にし、思わず身震いがしたものです。

フリーランスにとって決してピーター・シールが正しいとはいえない

ただ、それでも決してピーター・シールの考え方が100%正しいわけではありません。なぜならピーター・シールの思考法は多数派とは逆の発想をするのが基本で、誰もが実践できるものではないからです。

なぜ発想が逆説的なのか。それはシリコンバレーの起業家にはエンジニア出身の人が多い中で、ピーター・シールは法学や哲学をメインに学んだ人だからでしょう。学問が違えば思考法もおのずと異なってきます。

現にPayPalを創業した頃から、シールの中で考え方に変化が生じたわけではありません。つまりピーター・シールにとっては、逆説的な発想こそが自分にとって最適なスタートアップ思考であったわけです。自分に合ったスタートアップ思考を身につけることが大切です。

フリーエンジニアやデザイナーがスタートアップ思考を身につけるには

では在宅フリーランスがそれぞれに最適なスタートアップ思考を身につけるには、何をするべきなのでしょうか。そもそも思考法を身につけるとは、どのように行うのでしょう。

スタートアップ思考とは、いわば順調に起業を成功させるための思考です。起業を成功させることで、会社経営を安全に行うことができます。それはフリーランスにあてはめると、スタートアップ時に限らず、あらゆる場面において必要な考え方でしょう。フリーランスの場合、スタートとゴールが企業に比べあやふやな面があるからです。

いきなり成功している起業家のような思考法を身につけられるはずもないので、コツコツと少しずつ身につけましょう。そしてそのためには、ピーター・シールもいっていますが、偶然よりもデザインを優先することが大切になります。

仕事を税金の計算のように綿密に考え、収入を増やす

仕事の中で自分がやるべきこと、やらなければいけないことを計画的に考え、念入りにデザインします。そしてそのデザインの通りに行動します。計画が念入りでリアルなものであるほど、まず何をすべきかが明確で行動しやすいです。それにフリーランスともなれば自分のことをプレゼンする必要性が必ず生じますが、何をアピールすればいいのか明確になります。だから仕事を頼める人を探している企業や個人の目にとまりやすくなります。

やるべきことをデザインするというのは、税金の計算のようなものです。緻密で決して間違えない計算による現状認識こそがデザインなのです。

デザインされた仕事の実践がスタートアップ思考を作る

まずやるべきことを明確にし、コツコツと実践していくことを繰り返す内、パターンに対する学習を自然と行います。仕事の数をこなしていけば経験が多くのパターンを把握し、自動化するようになるのです。その頃には自然とあなたなりの哲学や思考法が誕生しているでしょう。そこに至るまでには、デザインをはっきりとさせることが必然的に大切で、計画の実行回数を増やすことこそがフリーランスにとってのスタートアップ思考なのです。フリーランスは企業とは違い、毎日がスタートアップのようなものですからね。

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