サーバーエンジニアのおススメの書籍4選

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サーバーエンジニア

日本の「ものづくり」を支えてきたのは、各分野における技術者(=エンジニア)たちの努力であることに異論を挟む人はいないでしょう。彼らの正確かつ誠実な仕事ぶりが「メイド・イン・ジャパン」の世界的な信頼へとつながっていったのです。

みなさんも海外で生活する機会があれば、どれだけ日本製品が世界中で全幅の信頼を得ているかを実感できるはずです。

経済の停滞が続き、日出ずる国の低迷が叫ばれるようになって久しいですが、優秀な技術者いる限り、「技術立国」日本の地位が揺らぐことはないでしょう。

エンジニアといってもその範囲はとてつもなく広く業種や職種の数だけエンジニアが存在しています。ヘルメットを被って油まみれになる人もいれば、モニターとキーボードを前に静かなる格闘を繰り広げている人までその形態は多種多様です。

もちろんIT業界にも様々なエンジニアが活躍しています。

今回はその中でもサーバーエンジニアについてご紹介し、初心者からエキスパートまでが学べる書籍をご紹介します。

サーバーエンジニアとは?

サーバーエンジニアとは、ITエンジニアの中でもコンピューターシステムを運用するサーバー機器の構築や運用・保守を行う職種のことを指します。

2014年4月9日、長年世界のOSシェアのトップを走り日本国内でも圧倒的シェアを誇ったWindows XPのサポート終了は、これまで使われてきたパソコンの半数以上が買換えやOSのアップグレードがなされるなどIT業界にとって歴史的な出来事となりました。

あれから1年ののち、2015年7月15日にWindows Server 2003も同じくサポートを終了しました。Windows XPと時期を同じくして開発・リリースされたWindows Server 2003も、パソコンの普及期やIT業界の急成長時期とも相まって官公庁や企業に広く採用されていました。

Windows XPと比べればWindows Server 2003はまるで陽と陰のような関係ですが、完成度、信頼性が高かったからこそ長きに渡り採用され、これまで類を見ないほどのサポート延長が繰り返されてきたのです。

2015年、この一年で半数以上のサーバーが交換されたわけですから、この影響でまるで特需と言わんばかりの多忙を極めたのは、サーバーエンジニアに違いありません。同じネットワークと言ってもオフィスによっては様々な事情によりどこも同じではありません。

それゆえ、サーバー構築の際は初期トラブルやカスタマイズが必須となります。そんな2015年にITエンジニアで最も忙しかったサーバーエンジニアの仕事はどんなものなのでしょうか?

サーバーエンジニアの仕事は大きく分けて2つ、構築業務と運用・保守業務です。

構築業務では、サーバーを使用するにあたりサーバー構成の設計を行います。また、サーバーラックにサーバー機を挿入して固定するラッキング作業や配線などの物理作業も重要な構築作業です。ラッキングを行う際は、今後メンテナンス性も配慮しながら設計を行う必要があります。

さらに、OSやサーバーアプリケーションのインストールや設定なども重要な構築業務です。設置環境や利用するサーバーに合わせたアプリケーションを選択し設定します。

次に、運用・保守業務では、サーバーの安定稼働のために、実際に運用しながら状況に応じて設定変更や改善を施していきます。何かサーバーに障害やトラブルが起きてしまった場合には、いち早く原因を究明し復旧作業を行います。

また、サーバーが外部からの攻撃に晒されていないかなどセキュリティーチェックやメンテナンスも、重要な保守業務です。障害を未然に防ぎ、サーバーの状態を良好に保つことが、サーバーエンジニアに求められているミッションです。

このようにサーバーエンジニアは、コンピューターシステムを陰から支えるという「縁の下の力持ち」的な役割を担っているのです。

サーバーエンジニアにおススメの書籍4選

Windows編

Windows Server 2012 Technology

仮想化・クラウド・セキュリティ時代のActive Directory
松田 英也(著)2013年4月発行
【内容紹介 株式会社 ミラクルソリューション ミラクルソリューションの出版物より】

今企業のITインフラではセキュリティ対策強化や、仮想化技術やクラウドの導入が進んでいます。本書では、進化するITインフラにおいて、Windows Server 2012で進化したActive Directoryをどのように活用することができるか、わかりやすく解説します。

Windowsサーバの基礎知識を習得し、システムエンジニアとして活躍しはじめた方がキャリアプランをより強固なものにし、次の一歩を歩みだすためにこの本をお役立ていただければ幸甚です。

Windowsインフラ管理者入門

胡田 昌彦(著)2014年2月発行
【内容紹介 株式会社 カットシステム 書籍案内(本書について)より】

本書は、筆者の経験から、現場ですぐに必要になること、理解するまでに苦労したことを抜粋してまとめた書籍です。機能の紹介や操作方法の説明よりも、実際の現場で 躓くポイントや技術を理解するためのコツの説明に重点を置いて説明しています。

また、現役のプロとして、カタログには書かれていない現場の本音もできるだけ盛り込むようにしました。長年戦っていける技術力の基礎を獲得したいシステム管理者に最適な1冊です。

Linux編

まんがでわかるLinux シス管系女子 (日経BPパソコンベストムック)

Piro(結城洋志)(著)2015年2月発行
【内容紹介 Amazonより】

まんがで学べるLinuxサーバー管理とシェルスクリプト。システム管理部門の新人社員、利奈みんとちゃんと先輩社員、大野桜子さんとのやり取りを通して、すぐに役立つ情報を分かりやすく解説しています。初めての方や初心者でも楽しんで読めます。まんがの補足情報や裏話、初掲載のイラストなど、満載です。

Linuxを使うすべての人に役立つ実用情報誌「日経Linux」で好評連載中のマンガ「シス管系女子」と「#!シス管系女子」をまとめた第1弾ムックです。

図解でわかる Linuxサーバ構築・設定のすべて

一戸 英男 (著)2005年4月発行
【内容紹介 Amazonより(出版社からのコメント)】

本書の特徴は、次の3点に集約できます。1ディストリビューションに依存しない説明。2ソースコード(tarボール)からサーバを構築。3小規模?中規模のサーバ構築を想定しつつ、大規模構築につながるノウハウを紹介。

ソースコードによるサーバ構築を紹介するのは、バイナリパッケージでの導入よりも、はるかに柔軟な設定が可能になるからです。

不要な機能の抑制による軽量化はもちろん、暗号化対応、インストールフォルダの変更、認証データベースの変更、迅速なセキュリティパッチの適用など、ソースインストールによって得られる自由度の高さは、多少の手間を補って余りあるものです。

また、本書は、BIND9、Postfix、Apache 2.0、vsftp、SMTP AUTH、カーネル2.6など、最新の環境に対応しています。ソースからのインストールを前提としたLinuxサーバ本の決定版といえるでしょう。

最後に確認して欲しいポイント

ここまでサーバーエンジニアの仕事内容と、おススメの本をWindows版、Linux版の計4冊をご紹介しました。縁の下の力持ち的な業務だけに、ITに関する広い知識と課題発見、問題解決能力など高い総合力を求められます。

ユーザーからすれば、サーバーは安定してサクサク動くのが当たり前。いざ障害ともなれば敵のように叩かれるのがサーバーエンジニアの宿命です。

トラブルなど起きれば、昼夜を問わず駆けつける体力勝負の職種でもあります。それだけに誰でも務まるものではないにも関わらず、近年需要が高まっている売り手市場でもあります。ITエンジニアを目指す人にとってもキャリアチェンジを目論む人にも狙い目の職種とも言えるでしょう。

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