フリーエンジニアが単価を上げるための方法5選

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ITフリーランスエンジニアは企業などに常駐して働く、客先常駐型の仕事が少なくありません。エンジニアの中には客先での不自由に悩む人もいるでしょう。クライアントが常に近くにいることがストレスと感じる人もいるようです。

そんな中でも、単価の高さでモチベーションを維持しているフリーランスの人もいます。そこで今回は、客先常駐型のフリーエンジニアなら知っておいて損は無い、単価を上げるための方法をご紹介します。

客先常駐型フリーエンジニアが抱える精神的負担

客先常駐型のフリーエンジニアは在宅エンジニアと比べてもかなり精神的な負担が大きいです。いくらフリーランスと言えども、毎日就業先に通わなければいけませんし、場合によっては客先の社員と同じように振る舞うことを求められたり、会議に出なければいけないこともあります。

正社員経験も長く、そこまで正社員が嫌ではなかったものの、個人規模での「自由」を手にしたくてフリーランスになった人であれば柔軟に対応できるかもしれませんが、もともと組織に組み込まれる事が嫌でフリーランスになった人であれば、結果的にまた組織の中で働くことになってしまうことに抵抗がある人もいるでしょう。

単価交渉に失敗するために、失敗例を学ぶ

そんな中、順調に単価を上げていくフリーランスも存在しています。

自分の価値を高める努力を怠らず、単価を上げる方法を知るためには、まず失敗を知ることが一番効率的です。

基本的に単価交渉が失敗するのは2つの理由が考えられます。

クライアントから単価に見合った価値が無いエンジニアと思われている。

これは本当に基本的なことですが忘れがちなのでしっかりと記憶にとどめておきましょう。日ごろからあまり質の良い仕事をしてくれないエンジニアに「単価を上げてくれ」と頼まれても誰もあげたいとは思いません。当然ですがこれでは単価を上げることは不可能です。

クライアントのプロジェクトの予算が足りないため単価を上げられない。

クライアントのお金が足りなくて単価を上げる余裕がないパターンですね。こういったクライアントには後述しますが、あらかじめの予防が必要です。

単価を上げるための方法

では本題の単価を上げるための方法を5つ見ていきましょう。

毎日の仕事に期待以上の成果を出す

これは単価を上げるための基本ともいえます。まずは毎日の仕事でクライアントの期待を上回るような成果を出しましょう。そうすればクライアントからの評価も高まり、単価上げに応じてくれる可能性は大きく上がります。

例を挙げると

  • 同じ単価で仕事している他のエンジニアよりも生産性を上げ、質の良い仕事をする。
  • SE担当で来たエンジニアなのに、リーダーも兼任した。
  • もともとの担当の仕事だけでなく、他の仕事もやっている。
  • 自ら率先して問題に対応し、解決する力がある。

クライアントの評価を上げる例としては。こういうものが代表的でわかりやすいと思います。いま常駐している就業先でも必ずできることがあるはずです。それが意外にも単価アップのきっかけかもしれません。

無理な相談をしていないか、情報を入手する

フリーランスITエンジニアの人は、直接クライアントと契約するか、またはエージェント経由で仕事をするかのどちらかになると思いますが、単価アップを考えた場合は、基本的には自分の契約している相手と行うのばマナーと言えるでしょう。また、エージェント経由で仕事をしている場合は、直接クライアントに単価アップを働きかける事は差し控えたほうが良いでしょう。

話を聞いてくれるクライアントもいますが、大抵の場合、「そういう話は直接できません」とあしらわれてしまいます。

そしてどちらにしても、きちんと単価交渉をおこなわなければ単価アップはできません。そんな時、「プロジェクトの予算が無くて単価を上げたくても上げられない」と言われてしまうこともあります。

プロジェクトには予算があり、基本的にはその予算内で人件費も賄っています。可能であれば、エージェントや就業先の仲間やリーダーなどから、今仕事をしているプロジェクトの予算はどれぐらいなのか聞いてみるもの良いかもしれません。

もちろんセキュアな情報ですから、具体的には情報を入手することはできませんが、「ここで単価アップを期待するよりも、違うプロジェクトに移動したほうが良いかも」という判断の目安になるかもしれません。

せっかくフリーランス(個人事業主)になっているのですから、仕事内容に対しての対価や、プロジェクトでかかる予算などを意識しながら働くのも良い経験になると思います。

実績をアピールする

単価交渉では実績をアピールすることが単価アップにつながります。実績というのはとても強い説得力をもっています。最大限に使っていきましょう。

ポイントはパッと見ただけで実績の凄さが伝わるよう、可視化するということです。プロフィールシートやスキルシートを丁寧につくっておくのも良いです。

例としては下記のようなものです。

「リーダーとして1年間在籍し、15人のエンジニアを取りまとめ、問題なくプロジェクトを完遂した。エンドユーザーにも評価が高く、プロジェクトを成功させることに貢献した」

さらにプロジェクト関連の資格や珍しいプログラミング言語が使えるといった、他のエンジニアと差別化をはかれるものをスキルシートにまとめておくと単価交渉では有利になります。

次の仕事を探すために使うのはもちろんですが、同じ仕事先でも、仕事内容が変化し、それを経験として書き添えられるものであれば、積極的に記載していくことをお勧めします。

顔を客先で広めておく

単価を上げるためには社交性も大事です。就業先の部署を問わず、自分の存在を認識してもらいましょう。自分を売り込む、または相談を持ちかけられやすい雰囲気を常に作っておきましょう。

そうすればいつの間にか欠かせない存在になり、単価交渉に応じてもらいやすくなります。また新しいプロジェクトの仕事の話がもらえるなど、より単価の良い仕事を依頼されるきっかけにもなります。

※エージェント経由で仕事をしている場合でも、就業先での評判はきちんと伝わります、エージェントが行う単価交渉の好条件となるでしょう。

常に新しい技術を学び続ける

エンジニアは同じことをしていてはいけません。フリーエンジニアならば常に新しい技術を学びましょう。それで得た技術や資格、知識はスキルシートで可視化することで単価アップにつなげることができます。

またITエンジニアの世界は技術の進歩が速いため、たとえ今の仕事が枯れた技術を多用するものだったとしても、それに甘んじていてはいけません。

新しいものに触れるべく、展示会やセミナーに足を運ぶなど、アンテナを張っておきましょう。

会社に属しているエンジニアは育成してもらえますが、時代遅れになった客先常駐のフリーエンジニアに訪れる未来は狭くなっていきます。フリーエンジニアになった以上は、生涯現役を意識し、常に勉強することを忘れないようにして下さい。

まとめ

単価を上げるための方法を5つ紹介しましたがいかがでしたでしょうか?基本的なことが多いですが、意外にも見落とされがちで重要なことです。客先常駐型のフリーエンジニアは精神的負担が多い分、報酬面でも割に合わないと感じる部分が多いはずです。そんな時は無理に自分の中で妥協し諦めずに、常に単価を上げる努力をしていくことが大事です。

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