フリーランスで働く意味とは。正社員とフリーランス、働き方を徹底比較

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フリーランスで働く人が増えてきています。その要因はいくつかありますが、インターネットによって良くも悪くも社会の在り方が変化してしまった現在において、企業が従来の在り方ではとてもたち行かなくなってきたことがその理由として挙げられます。

終身雇用と護送船団方式が機能していた時代とは違い、会社に居続けるメリットが昔ほどは無くなっており、それに気付いた人は嫌でも将来の自分の在り方について考えさせられます。

何年いても給料は上がらない。また、上がっても微々たるものにすぎないし、もっと言えば、会社そのものがいつまで存続しているかも分からないし。。。といった状況に多くの人が立たされているわけですから、会社員以外の自分の在り方を見つけ出そうとする人が増えるのは全くおかしいことではありません。

そして「自分にスキルがある」と自負している人ほど、その傾向が強いのではないでしょうか。スキルが無くて会社が立ち行かなくなると、身の振りようがない人は、会社員でい続けることのメリットが無くなったとしても、会社員で居続けざるを得ないかもしれませんね。

少々辛口が過ぎたかもしれませんが、いずれにしても今後もスキルが高く、どこでもやっていける人を中心にフリーランスは増えていくでしょう。

ただ、人生には意味が必要です。「人生に意味なんて無いんだ」というのがたとえ本質的な真実であったとしても、そんなことを言われたら生きていく事が出来なくなる人は沢山いるでしょう。

働くことに意味がないと、ほとんどの人は働く気がなくなってしまいます。働くことには意味が必要なのです。

ですからこの記事では改めてフリーランスで働くことの意味を考えてみたいと思います。他の正社員や派遣社員、起業などの働き方と比較し、フリーランスでいることの意味を浮き彫りにします。

正社員とフリーランスは何が違うのか

正社員という在り方は、「働き方」というよりも「社会の中でどう存在するか」という問いへの回答と言えます。社会において何者であるかという問いに即答できないと社会では軽視されがちで、だからこそ誰もが会社に所属し、○○会社の誰それという肩書を付随します。社会の一員となることは、どこかの会社の一員となることと同義の時代がずっと続いていたのです。

ただ、今はそのような昭和的な正社員の在り方からは逸脱しています。正社員になるととにかく安定していて、福利厚生がしっかりとしていて、将来が安泰だから正社員になりたい、と考える人が多く、公務員試験も相変わらず人気です。

安定しているから正社員になりたいと考える人は職種は2次的な希望としているので、何よりも安定を求めています。

実際に30歳、40歳くらいの人が将来を不安視し、正社員を希望するのは理解できます。社会が不安定になってくると安定、というキーワードはとにかく魅力的なのですが、10代、20代のうちから、何が何でも正社員になりたい、と考えている人が多いというのはいささか奇異に感じます。

ただし、正社員を希望していて、かつ魅力を感じる事業を行っている企業を目指す人は沢山います。何も、夢を持てない若者が増えている日本を悲観しているとか、そういうわけではありません。

魅力を感じる企業に就職できるなら、正社員として働くのは素晴らしいと思います。組織の一員となれば、世の中のこともいろいろと見えてくるし、何も世の中のことを知らない人がフリーランスになっても成功は難しいと考えているからです。

単純にパイの数の問題で、個人が魅力を感じる企業は多くの人にとっても魅力的ですから、たとえ希望してみても入社できるとは限りません。

自分が入社したい会社に就職できず、かといって他に入りたい企業がないという場合は、フリーランスになることを積極的に検討してはいかがでしょうか。フリーランスは退職金も福利厚生もありませんが、自分がやりたい仕事に従事できる可能性は非常に高いです。フリーランスの場合、何よりもスキルが優先されるので、やりたい仕事をできる能力さえあれば、ほとんどの人は仕事を手に入れられるからです。

正社員とフリーランスの違いとメリットデメリット

IT業界で派遣社員やアルバイトで働くことの意味とは

現代では派遣社員やアルバイトのまま生涯を終える人が増えてきており、今後ますます増えるでしょう。

その理由は企業がリスクをとらなくなったことにあります。正社員として採用すると派遣社員やアルバイトよりもコストが掛かるので、正社員採用は慎重になりがちです。アルバイトとして働く人に話を聞くと、そんな仕事までやっているのか…と複雑な気持ちになるような話を耳にします。

派遣社員やアルバイトの場合、雇用契約は結んでいるものの、あまりメリットが多くないのが現状です。社会保険への加入は行えますが、正社員のようにボーナスや退職金がありません。

※正社員でもボーナスや退職金制度がない企業も増えているため、これだけでは比較になりません。

反対に、仕事を自由に選べる事をメリットと考える人もいると思います。しかしながら、IT業界において、派遣社員やアルバイトで重要な業務を任されることは稀で、仮に任されたとしても先の通り、それに見合った対価を貰える事が少ないかもしれません。さらに待遇が悪いとなると、ついついネガティブに考えてしまいがちです。。。

その為、IT業界で働く事を考えた時に、派遣社員やアルバイトでずっと過ごすくらいなら、やはりフリーランスの方がお勧めです。

ずっとフリーランスとしてやっていくためにはスキルの収得が必要になりますがそれは派遣社員でもアルバイトでも同じでしょう。必要なのは、今まで以上に自己責任で行動するという覚悟です。

空いている時間を活用し、やりたいことができるようになれば、収入は増える可能性が高いし、やりがいも派遣社員やアルバイトのままでいるのとは比較にならないと思います。

ITエンジニアがフリーランスで成功するための4つの考え方

フリーランスと起業家は何が違う?

フリーランスと起業家を同じようなものとして考える人がいるのですが、実際はかなり違います。フリーランスは個人事業主ですが、起業家は会社設立をしていくらの立場だからです。

また、フリーランスはあくまでも個人的な業務に従事することがほとんどで、何よりも個人のスキルが大切です。料理人や職人をイメージしてもらえれば分かりやすいでしょう。ただし起業家の場合は個人が何かを行うことではなく、いかに自分の夢や目標に賛同し、付いてきてくれる人を見つけるかの方が大切なので、「個人で何かをやる能力」よりも「人をいかに動かすか」という経営者的な能力の方が重視されます。

どちらを目指すかは自分が何をやりたいか、どんなふうに働きたいかという目標によって変わってくるかと思いますが、いずれにせよ簡単な道のりではありません。

どんな人がフリーランスに向いている?また向いていないのは?

フリーランスに向いている人とはどのような人でしょうか。まず第一に、何事も自分で成し遂げたい人が当てはまります。

フリーランスは業務はもちろん仕事の契約から税金の計算や確定申告まで全て自分で判断し、行う必要があるからです。ですから、できるだけ人に任せてしまいたい、と考える人がフリーランスになっても、成功するのは難しいでしょう。

では、反対に向いていない人はどんな人かと考えてみると、会社員としての適性が高い人ほどフリーランスには向いていません。

企業の一員として働くならどんなところであれ、それなりに空気を読んで他の人と調和を図りながら存在し続けることが何よりも大切になります。

しかしフリーランスの場合、いつまでも空気を読んでいると他の人に仕事をとられてしまうかもしれません。会社員としての美徳が、フリーランスになると改善すべきネガティブな要素となることもあるでしょう。

ですからフリーランスになるなら、「良い会社員としての在り方」を見直す必要があります。

フリーランスになるなら、自分の意志で仕事をつかみ取ろう!

フリーランスは仕事の獲得が非常に大切になります。よほど知名度があり、待っていればいくらでも仕事が来るような人でも、先を見越して営業活動を怠らないものです。

その意味で、あくまでも自分がやりたいことだけがしたいという人は会社員で技術職を目指した方がよほど適性にかなっているでしょう。

フリーランスになるなら、全てにおいて自分の意志で行動し、手に入れる覚悟が必要です。

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