IT業界に関わる様々な職種と賃金、職務内容をご紹介

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it 職種

テクノロジーの進化は、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。

かつては宇宙開発や大企業の決済システムなど、庶民の生活には程遠かったコンピューターが一家に1台の時代となり、現在は、四半世紀前はトレーラーで運んでいたほどの端末がスマートフォンのサイズに納まるほどにまでコンパクトになりました。

そして高度成長期には「三種の神器」と呼ばれていたテレビ、冷蔵庫、洗濯機までもがオンラインで結ばれ世界中のあらゆる場所から操作可能となるIoT(モノのインターネット)もその黎明期を迎えつつあります。

17世紀に蒸気機関が産業革命を、19世紀に内燃機関が第二次産業革命を起こしたように、IT技術の発達によってもたらされたライフスタイルを劇的に変えた21世紀を歴史家はそう遠くない将来、第三次産業革命(IT革命)と呼ぶに違いありません。

このように、21世紀に急発達を遂げたIT技術は、あらゆる産業に浸透し、その拡大は留まるところを知りません。それに伴って、ITに関わる職種も様々なものが誕生しています。今回は、ITに関わる職種についてご紹介していきます。

立命館大学のIT業界がわかる、仕事入門「IT職種図鑑」

IT業界の拡大に伴って生まれた職種について立命館大学のWebサイト-IT job player 1.IT業界がわかる、仕事入門「IT職種図鑑」-が詳しく紹介しています。

このサイトでは、システムエンジニア(SE)の業務内容を、

1.総合職が問われる職種

システムエンジニア、ITコンサルタント、ITコーディネータ

2.システム開発のスペシャリスト

プログラマー、ミドルウェアエンジニア、組込みシステムエンジニア

3.ITスペシャリスト

データベースエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア

4.ユーザーニーズにこたえる職種

セールスエンジニア、サポートエンジニア、カスタマーエンジニア

5.その他

ブリッジSE、デジタルクリエイター、ITインストラクター

上記5つに分類しそれらに関わる職種の業務内容を詳しく説明しています。

システムエンジニアひとつをとってもこれだけの職種に枝分かれすることに驚く人もいるでしょうが、それぞれの職種に属する人が責任を果たしてはじめてシステムは無事に稼動するのです。

普段みなさんが何気なく使っているシステムにもこれだけのエンジニアの手がかかっているのです。

職種ごとの年収の違い

~参考サイト:平均年収.jpより

システムエンジニアも企業規模や職種によって年収に開きがあります。一般的に要件定義など上流工程に携わるシステムエンジニアほど年収が高い傾向にあります。

プログラマー

・平均年収:420万円
・平均月収:29万円
・ボーナス等:67万円

職務内容:プログラマーはSE(システムエンジニア)が作成したシステム設計書に基づきプログラミング言語を用いて実際にプログラムを制作します。

さらに開発したコンピューターが正しく稼働するかを繰り返しチェックすることも仕事範囲でデバックとよばれます。開発内容などによって用いるプログラミング言語がC言語、C++言語、Visiual Basicなどがあり、Web系の開発としてJava、XML、Perlがあります。

最近スマホのアプリ開発にJavaやC言語が使われることが多いので需要も高まっています。

システムエンジニア

・平均年収:420~560万円
・平均月収:30~40万円

職務内容:主に、システムの開発によって基本設計などを行います。プログラミングを中心としたシステム構築、実装などを担当することが多いようです。

システムエンジニアとプログラマーの定義は曖昧なものですが、どちらにしても専門的技術や知識とコミュニケーション能力が求められる仕事です。

ネットワークエンジニア

・キャリアが評価されれば年収:800万円以上
・平均月収:30万円以上
・ボーナス等:企業による

職務内容:ネットワークエンジニアとは、ネットワークの基盤となるすべての作業を受け持つ技術をもった職業です。ただし、ネットワークエンジニアも様々な分野に分かれて仕事を分担しており、システムの設計、構築、運用という3つの分野に大別することが可能です。

設計はネットワークシステムにかかわる技術や知識はもちろんのこと、その周辺における知識なども持っていなければならないため、幅広い知識が要求されます。構築は、設計されたネットワークシステムを実際に作り上げる分野です。

そして最後の運用は、構築されたシステムが常に正常に動くことを徹底して観察する分野です。

データベースエンジニア

・平均年収:500~1000万円未満
・平均月収:30~50万円以上
・ボーナス等:67万円

職務内容:企業が持つ膨大な顧客情報や商品情報などのデータを管理するデータベースを設計・構築します。テーブルの論理設計や、SQLを使ったテーブルへのアクセス方法が基本になります。

効率的にデータを蓄積し、いかに早く確実に必要な情報を検索できるシステムであるかが問われます。また多量の同時アクセスにも壊れない、不正データを受け付けないなどの機能を備え、システムの安全にも対処します。

PCのセキュリティー等に詳しくなれる仕事です。

サポートエンジニア

・平均年収:300~400万円未満
・平均月収:20万円から
・ボーナス等:企業による

職務内容:パソコンのハード、ソフト、業務用システムのトラブル解決などをサポートします。コールセンターなどで一般ユーザーからの問い合わせに応じるため、PCの一般的な知識はもちろん専門的な知識ももっている必要があります。

ITコーディネーター

・平均年収:400~700万円
・平均月収:40~100万円
・ボーナス等:企業による

職務内容:ITと経営の両面に精通し、企業経営において経営者の情報戦略を適切なIT投資で支援するスペシャリストです。経営戦略、システム開発、運用まで監視しつつプロジェクトマネージャーの役割を担う。いわゆるITコンサルタントといわれています。

ITエンジニア

・平均年収:300~400万円
・平均月収:20万円前後
・ボーナス等:企業による

職務内容:情報システムの構築や運用などに携わるエンジニアです。

ITコンサルタント

・平均年収:610万円
・平均月収:35万円
・ボーナス等:企業による

職務内容:ITコンサルタントの職務は職務内容によりますが、おおまかにいうとITツールを用いて企業の業務内容を改善したり、売上UPを実現させたりするための問題解決をする仕事になります。

OracleやSAPシステム関係の導入を指示したりする人もITコンサルタントと呼ばれます。知識や経験を生かし、財務関係の改善なども行ったりします。

経営戦略、システム開発、運用まで監視しつつプロジェクトマネージャーの役割を担い、実際には業務内容はSEやITコーディネーターと似ているようなところがありますが、大まかにいうと個人起業の一種のため、費用の交渉から回収まで個々人に任されています。

CCIE取得者の年収

・平均年収:630~994万円
※CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert):Cisco Systems社が認定するベンダー資格

・資格の概要:ネットワークエンジニア業界にとって最も価値の高い資格といわれています。

資格の価値でいうとCCNA<CCNP<ネットワークスペシャリスト<CCIEとなります。ネットワークエンジニアにとって年収UPするためにはこれを保持していれば勤続年数によって1000万円を超えることもできるようです。

最後に確認して欲しいポイント

IT関連の職種は、規模の拡大とともにさらに細分化され、増加していくものと考えられます。IT業界を目指すにあたり、自身はいつまでにどこを目指すのかというキャリアの参考にしてください。

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