ストレスいっぱい?客先常駐型のフリーランスの生存戦略

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ITエンジニアはプロジェクト単位で仕事が決まることが多いためか、客先常駐型の勤務スタイルで働く機会が非常に多いです。フリーランスだと特にその機会は増えるでしょう。

また、自社オフィスで同僚と仲間意識を持ちながら働きたいと思っても、やむを得ず客先常駐型で働かざるを得ない人は、泣き言を言ってられません。

そこで客先常駐型のフリーランスがあらかじめ意識しておくと良いポイントをご紹介します。事前に心構えを決めておけば、毎日前向きに過ごせるようになるはずです。心構えこそがフリーランスの生存戦略なのです。

報・連・相を徹底する

基本的なことではありますが、報告、連絡、相談は徹底して行いましょう。ひとつは業務の効率化のため、そしてもうひとつはコミュニケーションの円滑化のためです。

この2つは別々のものではなく、連動しています。オフィスで働く人間にとって、仕事だけに純粋に自分の持つリソースを割ける環境にあることはほぼありません。

大体、コミュニケーションにある程度、あるいは大部分が神経をすり減らす必要に迫られ、結果的に仕事に必ず影響が出ます。いわゆる「人間関係の悩み」というものですね。

人間関係が円滑でなければ業務を純粋にこなそうとしても、他の人に邪魔されるかもしれません。働く人全てが業務に100%集中できる環境が整えられていればその限りではありませんが、実際そのように環境が整えられているところはあまりないのが実情です。

その意味で、客先常駐型のフリーランスは、人間関係の悩みを職場で抱えることが多く、そのため仕事を辞めてしまう人も少なくありません。フリーランスは職場で自分が業務に集中できる環境を整える必要があるのです。そのための武器であり、身を守る防具ともなるのが報・連・相なのです。

PDCAサイクルを意識する

PDCAサイクルを意識することは、報・連・相と同様にあなたの身を助けるでしょう。

PDCAサイクルとはPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階で主に管理業務を継続的に改善するための手段ですが、一個人のフリーランスが厳しい環境で生き抜くための方針にもなり得ます。
あくまでも「自分が職場の中でどう動くか」を考え、自分を絶えず改善させ、自分の行動を自覚的にするために自分の感情や思考をPDCAサイクル化するのです。

そうすれば、その時点ではどうにもやり切れないことも、次第に改善策が浮かぶようになり、あなた自身が身の回りの環境を変えることができるでしょう。

個人事業主という立場を考え、自分を変える

客先常駐型のフリーランスは、仕事の内容以外でも、ストレスを抱えてしまうことも少なくありません。メンタルが弱い人では働き続けるのが難しい場合もしばしばです。

また、客先で理不尽なことを求められ、怒ってしまうこともあるでしょう。しかも、その言い方次第では、あなたが一方的に悪いように扱われてしまう場合もあります。

ITエンジニアに求められる言葉の一つに「コミュニケーション能力」がありますが、ITエンジニアでなくとも、コミュニケーションが取りづらい人がいることも事実です。実は、フリーランスでも、正社員でもそれは関係ありません。

しかし、ここは一つ落ち着いて、仕事の発注元と受注先、という立場で考えてみて下さい。法人同士の打ち合わせで、急にどちらかが怒り出すことなんて稀ですよね。

客先のプロジェクトリーダーも、仕事を依頼してきた「お客さん」と思ったらどうでしょうか。その人が説明ベタで、言葉足らずな言い方をしてしまったのかもしれません。

自分の立場を考え、ここはこちらが一歩引き、争わないことを前提としましょう。これは自分の意見を言わない、と言うこととは全く違います。

もし技術に長けているフリーランスが、誰にでも寛容で、相談にも乗ってくれる人だとしたら。。。いつでも貴方を頼り、仕事を頼まれるような人物を目指して下さい。

呼吸をなるべく一定に保つ

それでもイライラしてしまう場合は、呼吸法で解決してみましょう。マインドフルネスがIT企業を中心にブームになり、医師も呼吸法に目を向ける時代です。

呼吸を整えることは、ストレスの緩和や業務への集中力を途切れさせないことに役立ちます。常に一定の呼吸を保つのは難しいですが、それが可能なときはなるべく呼吸を一定に保つべきです。きっと貴方をストレスから救います。
自分の呼吸に強く意識を向けましょう。自分が今息を吸っているのか、吐いているのかといったことを意識すると、やがて呼吸の流れのようなものが見えてきます。

そのとき、何げなく日常生活を過ごしているときは自分が現在息を吸っているのか、それとも吐いているのかということすら気付いていないことを知ります。呼吸に気付きを得れば、あなたはきっとマインドフルな状態に導かれているはずです。

一定に呼吸を保つときは、短く吸い、一旦止め、長く吐く、このリズムを刻みましょう。3秒、4秒、6秒くらいで繰り返していくと、リズミカルに調子を整える効果も生じます。

早寝早起きをする

フリーランスにとって体調管理は何物にも代え難いくらいに大切です。ですから早寝早起きを心がけ、できるだけ体調を良好な状態にとどめましょう。

とはいえ勤務時間が長く、ろくに睡眠時間も取れないということがあり得ます。プライベートだって大切にしたいですし、結果として睡眠を削りがちです。

しかし十分な睡眠が取れないと確実に業務に支障を来します。体調が悪いとイライラしてしまい、ミスが多くなりますし、人間関係のトラブルも生じがちです。

体調が十分に整えられないことそのものがリスクを背負う行為なのです。特にフリーランスは自分の身が守られ難い立場にありますから、無用なリスクを負わないためにも体調管理をしっかりと行いましょう。そのための早寝早起きです。

お酒と喫煙は適度に

お酒と喫煙は適度に楽しみましょう。お酒を眠るために飲む人は多いですが、お酒を飲みすぎると眠くなることよりも覚醒してしまうことが多く、余計に眠れなくなることもあるそうです。

また、タバコを吸う人の肩身が狭い昨今、特にIT企業ではタバコの匂いが嫌いな人が多く、トラブルの原因となる場合もあるようです。

職場に神経質な人がいれば、タバコの匂いを原因として小言を言うような人もいて、ストレスを減らすために吸っているはずのタバコがストレスになってしまっては本末転倒です。

タバコの匂いに気をつけるなど、身だしなみに気を使うことで解決できるなら良いですが、自分の健康のためにも、喫煙回数を減らすことも検討してみてください。

戦略的思考と行動がフリーランスの明日を切り開く

様々な視点から考えてみましたがいかがでしょうか。

客先常駐型のフリーランスは派遣社員のような立場に立たされがちなので、立場が弱く、職場によっては孤立しがちです。しかし、それを恐れ何の対策も立てないようでは、フリーランスとしてやっていくのは難しいでしょう。

ここで挙げたものを意識し実践することはフリーランスにとって必ず役に立つはずです。

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