フリーランスになって月100万円稼ぎ、ビジネスを軌道にのせる

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フリーランス稼ぐ

2015年9月29日の記事を再構成(文言の追加)をして作成した最新記事です。

フリーランスになる際に、最も心配な点は「いくら稼げるのか」「安定して稼げるのか」ということではないかと思います。よほどのスキルがあり、腕に自信がある人ならば話は別ですが、フリーランスを目指す多くの人は、収入面に大きな不安を抱えています。

会社員という肩書が取れた瞬間、待ち受けているのは実力だけがモノをいう厳しい世界。腕に覚えがあったとしても、万が一ケガをしたり病気になったりしたら、たちまち生活が立ち行かなくなってしまいます。ですから、フリーランスになって目指すことは、まずは、ほぼ安定して収入が得られる顧客を獲得することです。

資金繰りに頭を悩ませるのは経営者の宿命のようなものですが、ゆくゆくは、資金に余裕のある状態を作ることが肝要です。資金面で余裕ができることによって、心のゆとりが生まれます。心のゆとりが生まれることによってビジネスも良いサイクルで回っていくようになるはずです。

元々フリーランスを志したきっかけの多くは、正社員でありながらも、正当な評価や報酬を得られなかったことだったはずです。報われない境遇に悶々とするよりは、自分の腕にかけてみようと意を決して会社を飛び出したはずです。きっと頭の中は、フリーランスになった後のことよりも、今の環境から早く抜け出すことの方が大部分を占めていて、「エイヤー」と退職届を突き出したはいいものの、フリーランスでの仕事や生活設計にまでは考えが至っていない場合がほとんどです。

大まかには、「これまでは元請や、会社に取られていた分も手元に入ってくるから何とかなるだろう」というくらいにしか思っていないのではないでしょうか。フリーランスになれば正社員と同じ仕事をしたとしても、正社員の頃より多くのお金が入ってくるかもしれません。

しかし、正社員としての収入と、フリーランスの収入は意味合いが異なることを理解しておく必要があります。

フリーランスで、月収100万円を目指す

会社勤めだった場合の給料は、あらかじめ税金や社会保険料などが差し引かれ、残りが「手取り収入」として口座に振り込まれる人がほとんどです。また、業務で使う備品や交通費、出張費等にかかる経費は会社から支給されますので、手取り収入は自分の家計のためだけに使えるお金です。

しかし、フリーランスが仕事で得た収入は、正社員時代の「手取り収入」と異なりもろもろの経費が差し引かれていない状態です。事業運営にかかる地代家賃、備品、交通費などの経費に加え、税金や社会保険料等のお金も勘定しておく必要がありますので、フリーランスになって少しくらい収入が増えたからといって決して生活が楽になるわけではないのです。

フリーランスは持ち出しも多いですし、「いい仕事をしよう」としてついつい経費が嵩みがちです。ましてやシステムエンジニアという職人気質の人たちなら、コストと品質の板挟みにあった場合、ついつい後者を選択しがちです。ですので、いざ収入から経費を差し引いたら実は赤字だったということもたびたびあるようです。

フリーランスになったら収入は会社でいうところの月商、そこから経費や諸々を差し引いた残額が利益で、それがフリーランスにとっての給料だという意識をしっかりと持っておくことが必要です。会社であれば多少の赤字は他部門の収益によって吸収できますが、フリーランスで赤字になることは、それこそ死活問題です。

じゃあ、フリーランスで経費等を差し引いても、ゆとりある生活するためにはいったいくら必要でしょうか。現実的な感覚では、まずは月収100万円です。もちろん事業の規模にもよりますが、経費等を差し引いても、衣食住たるだけのお金を残すことができるでしょう。

また、自己研鑽や万が一の支出にも借金をすることなく対応ができるはずです。まずは安定的な月収100万円を目指していきましょう。

フリーランスで、月100万円稼ぐ方法

システムエンジニアの単価相場(月単価)は会社の規模や地域、当人のスキルによっても差がありますが、100万円を超える月単価案件もあります。大手IT企業の上級システムエンジニアなら単価が200万円を超えることもあるでしょう。このことからもシステム開発を依頼する顧客(会社)は、腕の立つエンジニアなら月100万円出しても決して惜しくはないと判断しているといえます。

システムエンジニアを正社員として採用し雇用する場合、給与の倍近くのコストが発生しており、さらにスキルを上げるためには時間もお金もかかります。常時開発が発生する企業ならまだしも、システム開発を主たる事業にしていない場合、システムエンジニアを多く抱えることが難しい企業も多いでしょう。

その為、案件単位でその道のプロフェッショナルに仕事を依頼するほうが、単金は多少高くても結果的に安上がりになるため、外注する事になります。エンジニアの技術対価として考えた場合はどうでしょうか。正社員時代に感じた「給料が安い」という感覚は、顧客が払っている単価と、給料を比較した金額の差異が原因なのかもしれません。

そこに違和感を感じ、フリーランスを目指す人も多くいると思いますが、正社員の場合は例え手取りが少なくても、企業は社員が成長するための費用も負担していると言えます。一概に給料が安いとはいえない場合もあるでしょう。かといってフリーランスで仕事を受注したからといっても、会社相手の取引と同じように簡単に月100万円を払ってくれるわけではありません。

顧客は、エンジニアの能力と期待はもちろんのこと、取引先の信用に対してもお金を払っているのです。フリーランスでは信用度や力関係でどうしても単価を低く抑えられがちになり、企業相手の2割~3割安いケースもあるでしょう。しかしこれは、「誰でも同じような仕事ができるエンジニア」のケースだと考えて下さい。

目指すは、「貴方にしか頼めない仕事を依頼されること」です。月100万円を目指すために、近道はありません。職務経歴書を誇張して書いたり、面談の時に自らを大きく見せて単価の高い業務に参加できたとしても、結局は周りの期待に添うことができず、早々に退場することになるでしょう。

フリーランスを始めてから数年の間は、自分の描いたキャリアプランにとって、どんなスキルが必要なのか。またそれにはどんな案件に参加すれば周りの期待に応えながら学ぶことが出来るのかをよく考えて仕事に就くと良いでしょう。その為には高単価ばかりを目指さずに、業務の内容をよく吟味することも必要です。

もし良い案件に出会えなかった場合でも、仕事以外の時間をスキルアップや資格取得にあてるなど、自己学習も欠かさないようにして下さい。企業も高報酬な金額であればあるほど、どんな人に頼めばいいのか慎重にはるはずです。その一人になるためには、すでにその収入を得ているフリーランスからのアドバイスを受けるのも良いでしょう。

自分に何が不足しているのか、見えるようになります。そうしているうちに、自信が持てる仕事が増えていくことでしょう。結果として信用も勝ち取る事ができ、人脈も広がることで孤独なフリーランスから、あちこちから仕事の依頼が舞い込んでくるようなフリーランスに成長していくことと思います。

貴方にしか頼めない仕事、というのは何も技術的なスキルをだけではありません。チームをまとめる能力や、顧客やステークホルダーと円滑な折衝を行う能力、ある職種に特化した知見など、様々です。それらをマルチでこなせるフリーランスともなれば、月収100万円どころでは無くなるでしょう。

ITに携わる者だからこそ、ITを営業に利用する

安定的に収入を得るためには、変化の激しいIT業界のトレンドを捉えつつ、日々進化するテクノロジーに対応できるよう常日頃から研鑽努力を重ねることが必要です。そして、もうひとつは、効果的に自分を売り込み、依頼が来る状態を作っておくことです。

営業活動と言っても、電話をかけまくったり、靴が磨り減るほど会社を回る、よくある営業活動は、フリーランスの立場では物理的に無理がありますし、これでは本業が疎かになってしまいます。ならば、積極的に利用したいのがインターネットです。ホームページを開設し、きちんと管理更新していれば、「しっかりしている」と信頼感にもつながりますし、一日限りの折り込みチラシや、一週間の駅貼りポスターなどと異なり24時間365日、世界中で接続が可能な営業ツールとなり得ます。

もし英語等語学に堪能であれば、国境を飛び越えて仕事の依頼が舞い込むことがあるかも知れません。ホームページが難しければブログも強力な営業ツールとなります。無料で開設できカスタマイズも自在なブログサービスもありますし、レンタルサーバーを借りればWordPressのようなカスタマイズ自在の自身の完全オリジナルブログを作ることも可能です。

まずはブログから始めるのもひとつの方法です。ブログを使って自身の得意分野や実績、強みなどを開示していきます。言わばネット上に浮かんだ職務経歴書&自己アピールのようなものです。ブログのように記事をアップしていけば自ずと管理人の人柄なども垣間見えてきます。ブログの強みは何と言っても検索エンジンに引っかかりやすいことです。

今や、何事もまずはネット検索して調べる時代、当然のことながらお困りごとや悩みごとも、まずは検索して調べます。もし、発信してきた記事の中で、そのお困りごとや悩みごとに合致したものがあれば、検索サイトの上位に表示されます。それが問い合わせに結びつき、将来の顧客獲得に結び付く可能性もあるのです。

そして、ブログを通じて顧客となった会社の担当者は、問い合わせる時点であなたが何者かを既に知っていますので、仕事もスムーズに進むことでしょう。充実したコンテンツを揃えることができれば、ホームページやブログは年中無休で活動してくれる営業部隊です。ITに携わる者だからこそ、ITの持つポテンシャルを生かし、営業に利用してきたいですね。

最後に確認して欲しいポイント

エンジニアがフリーランスで月収100万円を達成する為には着実な努力が必要です。しかし、きちんとした志を持ってフリーランスになったエンジニアであれば、決して難しくはないと考えます。実際、会社相手の案件ならば月単価100万円はそう珍しいことではなく、フリーランスでも顧客を唸らせるほどのスキルがあれば同等もしくはそれ以上の収入を得ることも可能です。

フリーランスで安定して月収100万円が達成できれば、生活に余裕が生まれ、さらなるスキルアップを目的として学習や設備投資にも資金を投入できるようになります。それを原資に新しいことに挑戦できますし、そこで得たものが新たなビジネスチャンスとなって還元されていくのです。まずは、フリーランスは月収100万円。これを達成してこそ、独立自尊のフリーランスのスタートラインに立てるのではないでしょうか。

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