モバイルシェア世界No.1! Androidエンジニアとしての第一歩を踏み出すには?

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博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が2016年6月20日に発表した「メディア定点調査2016」によると、15歳から69歳までのスマートフォンの所有率(東京都)が70.7%、タブレット端末の所有率が38.8%にまで達したことが明らかになりました。

スマートフォンの所有率は年代別に見ると10代で96.4%、20代で87.3%、30代で86.5%と若年層では、ほぼ「みんなが持っている」と言っても良いほどの「必需品」となりつつあります。

今や1人1台、それ以上になりつつあるスマートフォンやタブレット端末を制御するOS(オペレーションシステム)の二大勢力がiOS(Apple)とAndroid(Google)です。そして、パソコン市場においては圧倒的なシェアを誇り、昨今無償アップデートに関して物議を醸したWindows(Microsoft)もWindows8以降、Surfaceシリーズのラインアップを充実させるなどパソコンとタブレット端末との垣根を取り払い、iOSやAndroidと同じ土俵に立とうとしています。今後、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル市場は、iOS、Android、Windowsの三つ巴の戦いが繰り広げられると予想されます。

現在、モバイル端末に搭載されているOSのシェアは、日本ではiOSがトップの座を堅持しているものの、世界的に見ればAndroidが57.3%のシェアを占めており、iOSの35.4%、Windows Phoneの2.6%(Net Applications調査)を大きく引き離しています。特に、ヨーロッパやア日本を除くアジア諸国においてはその差が顕著であり、成長著しいアジア諸国における強い支持を背景に、Androidが市場を牽引している状況は当面続くものと思われます。

今後、ますます市場の期待が高まるAndroid、実際にこのOSを扱うAndroidエンジニアを目指すには一体何が求められるのでしょうか。

アプリ開発におけるAndroidとiOSの違いについて

参照サイト:今更聞けない!iPhoneとAndroidのアプリ開発の違い| クラウドワークス(https://crowdworks.jp/public/jobs/category/3/articles/60063
モバイル端末の2大巨頭と称されるAndroidとiOS、多くのアプリは2つのOSともに対応しており、さほど機能の差もなく動かすことができます。しかしながら、AndroidとiOSは、(1)開発言語、(2)開発環境、(3)登録費用等が異なり、表向きは同じアプリでも開発段階においては全く別のアプローチによって作られているのです。本章ではその違いについて述べていきます。

(1)開発言語の違い

Androidアプリの開発言語は「Java」、一方iOSは「Objective-C」というそれぞれ異なるプログラム言語が使用されています。近年は、「ワンソース・クロスプラットフォーム」と呼ばれる開発ツールによって双方のアプリを作成することも可能ですが、同じようにアプリでもAndroidとiOSは開発言語や端末の機能が異なる以上、それぞれの本質的な違いを踏まえて不自然のないアプリ開発を行っていく必要があります。従って、アプリ開発を行うにはやはりそれぞれの開発言語で行うことが基本となります。

(2)開発環境の違い

Androidの開発キット(SDK)は、Googleサイトより無償でダウンロードできます。アプリケーションの開発にはEclipseが使われ、Eclipse用のプラグインである「Android Development Tools (ADT)」を導入する必要があります。これらはWindows、Mac OS X、LinuxなどのOSでも利用可能です。
一方、iOSでは、Appleのデベロッパ向けのサポートプログラム「Apple Developer」内にある「iPhone Dev Center」でXcodeを含むソフトウェア開発キット(SDK)が提供されています。(無償)インストールにはIntel MacでMac OS X Leopard以上が要件とされるなどの制限があります。

(3)登録費用の違い

Androidアプリの場合は、GooglePlayのマーケットに公開する際に、登録料として初回に25ドルの支払いが必要です。一方、iOSの場合は有料のApple Deliver Programへの登録が前提となっており、メンバーシップの料金として年間11,800がかかります。

Androidアプリ開発環境の整備

まずは、Androidアプリの開発環境を構築しましょう。GoogleではAndroidアプリの開発環境としてAndroid Studioを推奨していますので、こちらをインストールしていきます。

(1)JDKのダウンロード・インストール

JDKとは「Java Development Kit」のことでAndroidの開発言語であるJava開発キットです。JDK8はOracleの公式サイトのJava SEダウンロードページ(http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html)よりJDK「DOWNLOAD」をクリックし、使用するパソコンの環境を選択してexeファイルをダウンロード。ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを行います。

(2)Android Studioのインストール

Android Studio- The Official IDE for Android(https://developer.android.com/studio/index.html?hl=ja)のサイトより「ANDROID STUDIO 2.1」をダウンロード。ダウンロードしたフォルダのexeファイルをダブルクリックしたインストールを行います。

(3)SDKの追加インストール

(2)でインストールしたAndroid Studioより「Configure」→「SDK Manager」と選択し、必要なSDKをインストールしていきます。

次章では構築した開発環境で実際にアプリ開発を行うためのチュートリアルをご紹介します。

Android開発 のイロハを学ぶのに最適なサイト11選

参照サイト:どれで入門する?Androidアプリ開発入門に最適なチュートリアルサイト比較&まとめ | TechStars Blog(https://blog.techstars.jp/android-tuto/)
Androidアプリ開発のスキルを身に付けるにあたり、まずは公開されているチュートリアルの中から自分に合っていると思うものを選んで、まずは「Android開発のイロハ」を学んでいきましょう。いざ学ぶとなると専門学校や通信講座、高額な参考書などが頭に浮かびがちですが、最初はそこまで肩肘を張らなくても結構。有志が公開しているサイトでも良質なものが多く十分に学ぶことができます。ITの力によって、より身近に共有できるようになったナレッジを、ITに携わる者が活用しない手はありません。最初は、気軽な気持ちで一歩を踏み出してみてください。

(1)プログラミング初心者向け

①Tech Institute アプリ開発者養成講座テキスト(http://techinstitute.jp/material/01/
・学習時間:3カ月
・学べる内容:Java基礎、Androidアプリ開発基礎、公開

②初心者必見!10時間で作るはじめてのAndroidアプリ(http://eure.jp/blog/android-app-for-beginners-1/
・学習時間:10時間
・学べる内容:アプリ制作

(2)他プログラミング言語習得者向け

③Android アプリ開発のための Java 入門(https://gist.github.com/nobuoka/6546813
・学習時間:1日
・学べる内容:Java基礎

④世界を目指せ!Androidアプリ開発入門(http://gihyo.jp/dev/serial/01/androidapp
・学習時間:3日間
・学べる内容:開発基本、ユーザーインターフェイス、SQLite、デバック手法、アプリ公開

(3)Java習得者向け

⑤Android開発を目指す人のためのJava超入門(http://libro.tuyano.com/index2?id=1005
・学習時間:1週間
・学べる内容:Androidアプリ開発基礎

⑥Androidアプリ開発入門(http://androidguide.nomaki.jp/
・学習時間:3週間
・学べる内容:開発基本、画面レイアウト、ユーザーインターフェイス

⑦Androidアプリ開発入門 ? ドットインストール(http://dotinstall.com/lessons/basic_android_v2
・学習時間:1時間
・学べる内容:Android Studio操作

⑧2015年のAndroidアプリ開発入門(https://schoo.jp/class/1783
・学習時間:3時間
・学べる内容:Android開発基礎

⑨入門からアプリ作りまで学べる教材まとめ(https://blog.techstars.jp/and-nyumon1/
・学習時間:5時間
・学べる内容:簡易アプリ製作

⑩Android開発入門(http://it-trick-java.appspot.com/android.html
・学習時間:1週間
・学べる内容:Android開発基礎、UI、レイアウト、グラフィック、など

⑪逆引きAndroid入門(http://www.adakoda.com/android/
・学習時間:2カ月
・学べる内容:Androidアプリ開発基礎

⑫mixi-inc/AndroidTraining(http://mixi-inc.github.io/AndroidTraining/
・学習時間:1カ月
・学べる内容:Android基礎、デバッグ、ユーザーインターフェイス

最後に確認して欲しいポイント

スマートフォンは携帯電話としての面影は残しながらも、実際は持ち歩くコンピューターであり、今や機能面においてパソコンやタブレットといった垣根は取り払われ、利用シーンに応じて使い分けるのが主流となりつつあります。Windows95が20世紀の終わりに誕生して以降、パソコンの普及によって私たちの生活や働き方が大きく変わったように、今度はスマートフォンをはじめとするモバイル端末が、パソコンさえも呑み込み、新たなライフスタイルをもたらそうとしています。
その中にあって、モバイル端末の進化発展を担いリードし続けてきたAndroidに一日の長があるのはむしろ当然のことで、浮き沈みの激しいIT業界にあっても強い存在感を放っています。従ってエンジニアとしてAndroidアプリ開発に携わることは今後普及率が100%に限りなく近づいていくモバイル端末の進化発展を担うことであり、ひいてはIT業界の発展にも寄与することになるのです。

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